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July 06, 2004

病院のこと

思えば病院とは(大小問わず)縁の切れないワタシなのであった。

幼少の頃よりアトピーのおかげで(前の家の)近所の「内科・小児科・皮膚科」の女医先生に通ってた。先生が亡くなられてからはアチコチ行ったけれど、今は結局(今の家の)近所の「内科・皮膚科」の女医先生に通っている。

入院歴も長短合わせると6回もある。
1回目は幼稚園にも上がる前のことなので全く記憶に無いけれど、病室の白い天井がコワイと泣いていたらしい。

2回目は交通事故で。外勤営業で上司の助手席に乗せてもらっていて、信号待ちをしているところにダンプにオカマ掘られたのだ。衝突のショックで気を失って、お巡りさんに「大丈夫ですかー?!」と声をかけられて意識を取り戻した。救急車に載せられるときにフト周りを見てみたら、お巡りさんがいっぱいで超びっくり!そりゃそーだ。なんと事故現場は大阪府警前の交差点だったのだ(笑)。

3〜5回目は立て続けに。キッカケはこれまた交通事故。今度はワタシが運転する軽乗用車が交差点を直進中に、信号無視して突っ込んできたオバハンセドリックが横っ腹に突っ込んできた。で、あえなく軽乗用車は横転。その時点でワタシにはケガはなかったけど母が肋骨を2本折って入院した。ワタシも念のためにと検査を受けてみたら....あらー。見つかりましたよアタマの中にしっかりと。

明らかに普通の人のCTとは違います。ヘンです。先生曰く「頭蓋内膜に水が溜まってる」と。

幸いにも急性のものではなく、少しずつ長い時間をかけてこれだけ溜まったんだろうと思われるので、即手術!ということではないらしい。だけど、そう言えば年々偏頭痛がひどくなってきてるし、左手の握力が極端に弱くなってるし不器用だし、なので手術はしたほうがよいと。なので母の退院と兄の結婚式が済むのを待って市民病院の脳外科に入院。これが3回目の入院。

色々検査をして手術をして早ければ3週間くらいで退院できるハズだったのに、イロイロあって結局2ヶ月入院しました。

10月に入院して、退院したのは12月。クリスマスまでには退院するんだー!と言い続け、ホントにクリスマス前(12月中旬)に退院したんだけど、1週間後に腹膜炎起こして病院へリターン(泣)。その年のクリスマスチキンも、翌年のお正月のお雑煮も病院でいただきました(号泣)。

まぁそれでも1月ほどで退院し、友達の結婚式に出たり、遊びに行ったりとしてたのですが、最初の手術の経過があまりよくなく、傷口に水が溜まってたんですね。ぷくってふくれててね。なんとある夜、寝ながら無意識に引っかいてしまったんですよ。ワタシ^^;;;。

当然傷口は破れます。ええ、夜中に車飛ばしましたよ。市民病院まで(自分で運転していったのだ。わはは)。運良く脳外科の先生が当直でいらっしゃったので、とりあえず応急処置で縫って頂き、毎日消毒に行くことに。ちゃんとマジメに通ってたんですけどね、4日目くらいに傷口から菌が入ったと思われる障害が出てきちゃいまして、とうとう開頭手術手術ですわ。わっはっは。
後で聞いたところによると、発見が早かったからよかったけど、1日でも遅れていたら障害が残っていたかも?と言われちょっとビビりましたね。ちょっぴり生死の境を彷徨ってしまいました。戻ってこれた代償は髪の毛でしょうか(笑)?手術前にナースのおねーさんにバリカンでバリバリ刈られたんですよ。このときばかりはさすがに泣きましたねぇ(しみじみ)。

手術5時間、入院3ヶ月。長かったなー。退院したときは「あーやっぱりシャバの空気は美味いなぁ」とギャグでなくマジそう思いましたよ。これが5回目の入院。今のところ最長記録です(笑)。

6回目の入院は3年前かな?突然、過呼吸の発作を起こしましてね。久々に乗りましたよ、救急車に(笑)。このときは3日ほど入院したかな?同室のバーさんがボケてて夜中じゅうゴソゴソぶつぶつやってて、余計イライラするから逃げ帰ってきました。
しっかし過呼吸って苦しいんだねぇ。息が出来なくなって、冷や汗が出てきて、身体は震えるし、アタマはクラクラしてくるし、目はかすむし、ああ、このままワタシは死ぬのかしら?なんてプチ臨死体験。まぁストレスが一番よくないらしいので、あれ以来ストレス溜め込まないように気をつけているつもりです。全然ダメダメなのは相変わらずですけどね^^;;。

と、こんなにたくさん書いておいて、フト「なんでワタシ突然こんなこと書いてんだろ?」と考えたりして(笑)。ああ、たぶんどこかで「入院してました」って日記を読んだからだ。張り合うわけじゃないんですよ。「ああ、こんなこともあったなぁ」と。まだまだネットが普及するよりずーっと以前のお話だから、ちょっとこの世の中のどこかに残しておきたかったのかな。

健康で普通の暮らしができる幸せ。
毎日食べるご飯をおいしいと思える幸せ。

そんなことも忘れてしまって死に急ぐ人もいるけれど、
生きたくても生きられなかった人たちをワタシは知っているから。

だから絶対ワタシは自分から死んだりしない。
小さな幸せを、当たり前の日常をありがたいと思える心を忘れない。絶対に。忘れない。

Posted by naniwaol at July 6, 2004 02:39 PM

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Comments

あれまぁ、患者のスペシャリストだったのですねぇ・・
お気をつけあそばせ・・
わたいは高一の頃、盲腸が手遅れで腹膜炎になり、1ヶ月の入院のみです。痔ろうのオペは日帰りでした。
痔になったら相談にのりまするよ(^^)v

Posted by: ヒロポン at July 6, 2004 05:51 PM

>あれまぁ、患者のスペシャリストだったのですねぇ・・

そうでーす(えっへん)って威張ってどうする(x_x)☆\(^^)。
ついでに言うとウチの家族は全員なんらかの入院経験がありますんで
「誰かが入院」っつーたら対応早いよぉ。えっへん(だから違うって!)

Posted by: 浪花のOL at July 8, 2004 04:08 PM